ホーム>刃物屋小話>刃物屋小話

刃物屋小話

越前打刃物屋の仕事 パート82   木鋏編 その3

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

では分解せずに刃裏、刃表、小刃を

研げばいいのではないかと

思う方もいるかもしれません。

 

確かに、カシメたままの状態で

研ぐ事も可能は可能です。

 

しかし、大丈夫なのは刃表と小刃だけで

刃裏はもう一方の研がない方が邪魔をして、

刃裏全体が研げません。

 

カシメてある部分から

切っ先までしか研げない為、

カシメた所から握り部分に向かっての

刃裏は研げないので分厚いままになります。

 

よって、カシメた部分を境に段差が付きます。

 

この段差は、鋏を重ね合わせた時

すき間となり刃と刃がかみ合わなくなります。

 

《 Before ビフォー 》

 

2018712164457.JPG

越前打刃物屋の仕事 パート81   木鋏編 その2

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

なぜ分解して刃研ぎをするのか?

 

分解せずに小刃だけを研げば

良いのではないかと、

思う方もいるかもしれません。

 

確かに小刃だけを研いでも

ある程度切れ味は復活します。

 

ですが、鋏本来の切れ味を

蘇らせるには、

やはり刃裏、刃表、小刃を研がなくては

いけません。

 

《 Before ビフォー 》

 

2018712162759.JPG

 

 

越前打刃物屋の仕事 パート80   木鋏編 その1

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

この鋏はネジ式ではなく

カシメる事で鋏の状態になっています。

 

その為刃研ぎする時には、

このカシメた部分を削り取る必要があります。

 

カシメの片側を削っていくと

頭の部分が次第に削り取られ、

反対側の頭と軸の状態になります。

 

そうなったら軸の部分を叩き抜き取ります。

 

そうすると鋏は分解されます。

 

《 Before ビフォー 》

 

2018712112926.JPG

越前打刃物屋の仕事 パート79   園芸鋏編 その2

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

全体的に金属の部分は元々黒色ですが、

刃の表裏共に黒い錆びや赤い錆びが

付いた状態になっています。

 

研ぎとしては錆びついた内刃、外刃を

荒砥石で研ぎ、その後磨くのにバフをかけ

最後に小刃を仕上砥石で研ぎ

刃研ぎは終了です。

 

金属の部分を油で拭き、

ネジの部分に油を差しバネを付け

スムーズに開閉するか確認し

出来上がりです。

 

《 After アフター 》

 

2018630184816.JPG

 

 

 

 

 

 

 

2018630184845.JPG

越前打刃物屋の仕事 パート78   園芸鋏編 その1

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

この鋏の特徴は、真っすぐに刃先が伸びた

直刃型になっている所です。

 

その為刃が大きく開くので、

束ねた草花を切る事も出来ます。

 

小型で軽量なので女性にも扱いやすく、

生花や園芸で活躍し

花屋さんでもよく使われています。

 

又、ハンドルの内側にバネが付いているので

開閉も楽で長時間使っても疲れにくい

当店でも人気の鋏です。

 

《 Before ビフォー 》

2018630182920.JPG

 

 

 

 

 

 

 

2018630182945.JPG

 

 

 

 

越前打刃物屋の仕事 パート77   手斧(ておの)編

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

両手を使って木を切る鉞(まさかり)を

小さくしたのが、斧(おの)です。

 

この斧を持ってこられたのは、

銭湯を経営されている方で

主に薪割(まきわり)に使われています。

 

なので、あまり鋭い刃先にすると

刃こぼれしやすくなる為、

刃先を少し厚くし丈夫にします。

 

そうする事で薪を割る時に

木の繊維に対して垂直に刃物を叩き切る時、

その厚みによって食い込んだ勢いで

木を二つに割れやすくする働きをします。

 

2018618153520.JPG

 

 

 

 

 

 

 

2018618153546.JPG

 

 

 

 

 

 

 

2018618153612.JPG

越前打刃物屋の仕事 パート76   錆びついた剪定鋏編 その2

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

やっとの思いで取り外せたネジ。

 

ネジを外すと簡単に分解できます。

 

全てが錆びついて実際に研いでみると、

過酷な冬を乗り越えただけに

錆びも奥まで浸透していました。

 

故に、通常よりもかなり多めに

削らなければいけません。

 

錆を取りつくした後は、

切刃と受け刃を仕上げ終了です。

 

2018618105623.JPG

 

 

 

 

 

 

 

201861810570.JPG

 

 

 

 

 

 

 

2018618105735.JPG

 

 

越前打刃物屋の仕事 パート75   錆びついた剪定鋏編 その1

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

今回お預かりした剪定鋏、

庭に置き忘れ

今年は特に厳しかった冬を

雪の下敷きになっても耐え抜いた、

強靭な鋏を持ってこられました。

 

鋏が開いた状態で

手の力ではびくともしない程、

錆びついて動きませんでした。

 

通常このタイプの鋏は、

使っているうちにネジが緩んで

外れてしまう事が多いので、

強力に締めてある上の錆なので

ネジも外せませんでした。

 

そこで潤滑スプレーを浸透させ

万力を使いなんとかネジを

外す事が出来ました。

 

201861895141.JPG

 

 

 

 

 

 

 

201861895223.JPG

 

 

 

 

 

 

 

201861895249.JPG

越前打刃物屋の仕事 パート74   全面黒錆びの出刃包丁編 

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

この出刃包丁は、全面が黒い錆びに

覆われています。

 

峰には、骨など硬い物を叩いたであろう

形跡が残っています。

 

ご家庭で研ぐ場合は、

黒錆びが残ったとしても

気にする必要はありません。

 

しかし、研ぎ屋に出した以上は

綺麗に戻ってきてほしいと思うのが

心情でしょう。

 

なので、峰の傷はもちろんの事

全面の錆びも綺麗に削り取り、

新品に近い状態にしてお返ししました。

 

《 Before ビフォー 》

201864115738.JPG

 

 

 

 

 

 

 

20186411580.JPG

 

 

 

 

 

 

 

201864115827.JPG

 

 

 

 

 

 

 

《 After アフター 》

201864115932.JPG

 

 

 

 

 

 

 

201864115954.JPG

 

 

 

 

 

 

 

20186412026.JPG

 

 

 

 

 

 

 

越前打刃物屋の仕事 パート73   ツバ付洋包丁編 その3

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

刃道がS字になってしまうと、

まな板に刃先を付けると

刃元の部分が空いた状態になります。

 

この様な状態で食材を切っても

上手く切れません。

 

なので刃道を従来のように戻す

必要がありますが、

そうするにはツバを削って

やらなければなりません。

 

地道に時間をかけて研ぎ落とすか、

ご家庭にグラインダーでもあれば

削り取り

その後、砥石で研ぐ粗治療な

やり方もありますが、

ここは研ぎ屋に出された方が

賢明だと思います。

 

《 After アフター 》

201864113716.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

201864113743.JPG