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越前打刃物の伝統と歴史 越前鎌、包丁行商物語 NO,21

『越前打刃物の歴史を調べていると、

知人から一冊の書物を紹介して頂きました。

 

昭和四十六年に発行されたこの書物は、

著者斉藤嘉造先生が書かれた貴重な物でした。

 

未来へと語り継ぎ、残していかなければいけないと思い、

この場をお借りし一部抜粋して、ご紹介していきたいと思います。

 

永い年月をかけ越前打刃物である鎌、包丁、鉈、鋏などが、

全国に広まった事実の物語です。』

 

商いの道 その5

 

鎌行商人の売上高はどれくらいであったのだろうか。

 

服間村提には、文久年間の冬業種の一年間一戸あたりの

収入を米俵に換算して次のように記されている。

 

・酒造業  50俵  5戸  ・行商人  35俵  30戸

・油屋   35俵  3戸  ・荒物豆腐業  20俵  5戸

・大工職  20俵  5戸  ・石工  20俵  2戸

・鍛冶職  20俵  2戸  ・木挽職  10表  15戸

・桶屋職  0表  5戸  ・漆かき職  8表  358戸

計429戸

 

服間村全戸数700戸のうち429戸は農業以外の職業に

従事していて、そのうち行商人は酒造業についで

二番目に高い年収をあげている。

 

 

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