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越前打刃物の伝統と歴史 越前鎌、包丁行商物語 NO,20

『越前打刃物の歴史を調べていると、

知人から一冊の書物を紹介して頂きました。

 

昭和四十六年に発行されたこの書物は、

著者斉藤嘉造先生が書かれた貴重な物でした。

 

未来へと語り継ぎ、残していかなければいけないと思い、

この場をお借りし一部抜粋して、ご紹介していきたいと思います。

 

永い年月をかけ越前打刃物である鎌、包丁、鉈、鋏などが、

全国に広まった事実の物語です。』

 

商いの道 その4

 

刃物や金物は、食料品や衣類とちがって、それほど消耗が

はげしくないし、貸付けが主な取引で資本をねかしておく必要もあるので、

年に二度が良いのである。

 

武生市内の行商人の中には年中行く者もあったが、

これは特殊な例である。

 

戦後は商品を自動車に積んで石川、富山、岐阜、愛知、静岡方面へ

出かける者もあり、年に五、六回行く者もある。

 

その場合販売する商品は、鎌、庖丁類は全体の一割か二割で

家庭金物、その他多くの品物を取り扱っている。

 

 

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