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越前打刃物の伝統と歴史 越前鎌、包丁行商物語 NO,19

『越前打刃物の歴史を調べていると、

知人から一冊の書物を紹介して頂きました。

 

昭和四十六年に発行されたこの書物は、

著者斉藤嘉造先生が書かれた貴重な物でした。

 

未来へと語り継ぎ、残していかなければいけないと思い、

この場をお借りし一部抜粋して、ご紹介していきたいと思います。

 

永い年月をかけ越前打刃物である鎌、包丁、鉈、鋏などが、

全国に広まった事実の物語です。』

 

商いの道 その3

 

行商人は卸問屋へ行って注文をし、そこから直接行商先の旅館とか

常宿の農家へ商品を送る。

 

県外の播州とか新潟などの卸問屋へ直接注文する事もいくらかあるが、

その時は電話などで注文をして商品を行商先の旅館などへ直送してもらう。

 

出張する時期は太平洋戦争ころまでは、年に二度であった。

 

つまり農閑期の十一月から三月ころまでと、

六月から九月ごろまであった。

 

前者は主として売り込みで、後者は主として集金であった。

 

農閑期の農民の副業として年に二度は適度であった。

 

 

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